雨不足
みなさん暑い夏をいかがお過ごしでしょうか?
7月は雨ばかり、8月はうって変わって猛暑続きの異常気象で
人間も植物も大変ですね・・・・・
この時期みかんはどんどん大きくなるために養分を使います。
ですが、ここ最近3週間ほど雨が降らず、木自体が弱ってしまっています。
写真はポンカンですが、葉が丸まってきているのが分かりますか?
なぜ丸まるのかというと、葉っぱから水分の蒸発を防ぐために、木が自ら葉を丸めるのです。
そしてさらに乾燥が続くと上の写真のように葉が黄色くなり、下向きに垂れ下がってしまいます。
ここまで行ってしまうと樹勢を戻すのはなかなか難しく、
来年は実が成らなくなってしまいます。
それを防ぐためにこの時期は冠水をしなければなりません。
特に、糖度の高いはるみなどは乾燥に弱く、3日に1回は水をあげなければいけない状態です。
28日に3週間ぶりにまとまった雨が降り、地面の中にもある程度浸透したようです。
みかん達にとっては本当に恵の雨でした(^^)
雨が降りすぎると糖度が上がらない反面、樹勢を維持するためには定期的な雨が必要です。
難しいですが、この時期の気候が今年のみかんの出来を左右してきます。
雨の様子を見て、適度に木にストレスをかけながら美味しいみかんを
安定して栽培できるようにまだまだ頑張ります!!!!